「新参者」東野圭吾
図書館で借りた。
私のあとにも、たぶん200人くらい順番を
待っているんだろうな、と思ったら・・・
300人を越えていた。
早く返そう。ヾ(;´▽`A``
これだけ書いてきて、まだこれを書くか!
みたいなこと、新聞の宣伝欄で読んだような
気がする。ああいう新聞の宣伝欄には
あとでがっかりさせられることも多いが、
今回は、なるほど! って感じだ。
あれだけ書いてきて、まだ、これを書くんだ。
恐るべし。
巻末の初出一覧を見て、またびっくり。
最初の短編が出たのが「小説現代」2004年の8月号、
最後の短編が2009年の7月号。
長い。
それだけの年月をかけて、これだけ密接に
つながりのある短編を仕上げるなんて・・
だが、そうね。
宮部みゆきみたい。
途中で、確認したくなった。
あれ? これ、誰の作品だっけ? って。
東京の下町を舞台にした人情もの、と来れば、
宮部さんだもんね。
妙に温かいオチのつけかたも。
東野作品ではおなじみの加賀刑事が出て来るんだが、
ちょっと、いい人になりすぎか?
事件に関係ないのに、そこまでするかなぁ、
みたいな気も、しないでもない。
いい話がたくさんあったけど、不思議に、
残っていない。
話の流れにちょっと不可解な理屈はあったけど、
この前の「パラドックス13」のほうが、
ある意味、非常に東野さんらしかったような
気がする。最初から最後まで、ジェットコースターの
ように読ませる面白さは、あちらのほうが
勝っていたなぁ。

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